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ハンファジャパンの新型太陽光発電システム Q.READYについて徹底解説!

Q.READYについて解説
太陽光のハンファジャパンから 拡張型太陽光発電システムが新登場!
屋外設置太陽光パワーコンディショナーQ.READYついて徹底解説
太陽光、ハイブリッド蓄電池、V2H… 今と将来の理想の形をこの1台で叶えます

Q.Readyについて

拡張型太陽光発電システム

Q.READYは、拡張型太陽光発電システムです。
先に太陽光システムだけを導入した場合、あとから蓄電池やV2Hを付けたいと思っても相性が合わなくて設置できないという問題によく直面します。
これは後から設置する蓄電池やV2Hのパワーコンディショナーと、元から付いている太陽光システムの相性が合わないと設置することができないからです。
Q.READY太陽光発電システムはハイブリッド用パワーコンディショナーとなっているため、蓄電池拡張や新型V2Hシステムとの連携も可能です。

Q.READY導入パターン

Q.READY太陽光発電システムを単体で導入することで電力を発電・自家消費することができ電気代の削減になります。
売電単価がどんどん安くなっていることから自家消費したいと思う方も多くなってきていると思いますが、発電できない夕方から朝方にかけての時間帯や災害などで停電になるなどの緊急時にも電気をためておいて使いたいという場合には蓄電池を設置するパターンがおすすめです。
電気自動車を持っている・将来的に導入したいという方には、V2Hの導入もおすすめです。 蓄電池よりも大きな容量の電気をためておくことのできる電気自動車はV2Hを通じて充電することもできますし、電気自動車から家への放電もできるので移動手段としてだけではなく蓄電池としても活用することができます。
自家消費しながら電気自動車へもしっかり充電したい!という方には蓄電池とV2Hを両方導入した形もあります。

これらを一気に実現するというのは、最初の段階でかなり大きな買い物となってしまいます。
後々検討する可能性がある場合には、このQ.READYはピッタリです。

Q.Ready ラインナップと仕様

Q.READY パワーコンディショナー:QREADY-R59-1

5.9kWA自立出力のハイパワー太陽光パワーコンディショナー。自動切替開閉器を採用しているので分電盤1台でOK。
増設可能なその自由度とコンパクトさが特徴。PID対策もバッチリ。スマホ1台で操作可能。オプションでリモコンを選択することも可能。

Q.READY導入パターン
品名 Q.READY-R59-1
定格出力 5.9kW
入力回路数 3回路
接続方式 マルチストリング方式
最大入力電圧 450V
短絡電流 16A/回路 大電流モジュール対応
最大入力動作電流 13.5A/回路 大電流モジュール対応
起動電圧 25V 2直列から回路構成可能*1
入力電力 2.2kW/回路、3回路合計6.6kW
変換効率 96%
自立出力 5.9kVA 停電時でも高出力*2
ECHONET Lite 搭載
外形寸法 W444×H530×D192mm(取付金具含まず)
質量 20kg(取付金具含まず)

*1 モジュール種類については、別途回路構成表をご覧ください。
*2 太陽光発電

Q.READY 蓄電池:QREADY-B77-1 / QREADY-B97-1

Q.READYの蓄電池は容量別2タイプあり、普段の電気使用量からピッタリの蓄電池を選ぶことが可能。
屋外設置型蓄電池で、保護等級IP55と性能も安心。

Q.READY導入パターン
品名 QREADY-B77-1 QREADY-B97-1
公称容量 7.7kWh 9.7kWh
初期実行容量 6.8kWh 8.6kWh
外形寸法 W458×H608×D268mm (D369mm:足・背面カバー含む) W458×H700×D268mm (D369mm:足・背面カバー含む)
質量 約73kg 約87kg
動作温度 -10℃~40℃ 提案時・高温時は充電電力を制限します
設置場所 屋外 -20~50℃ 沖縄・北海道を除くエリアに設置可能
保護等級 IP55
耐震性能 クラスB(簡易基礎)

Q.READY V2H:VSG3-666CN7

Q.READYのV2Hにはニチコン製のEVパワーステーション。
蓄電池と一緒につける場合、どちらを優先して充電するかスマホやリモコン1つで選択することができる。

Q.READY導入パターン
型名 VSG3-666CN7
ユニット パワーユニット(据置、壁掛)
プラグホルダ(壁掛、ポール)
出力 連携時 6kW未満
自立時 6.0kVA未満(片相3kVA未満)
外形寸法 パワーユニット W470×H620×D200mm
プラグホルダ W160×H355×D160mm
質量 パワーユニット 壁掛時 29.4kg(パワーユニット:26.2kg、壁掛金具:3.2kg)
据置時 30.5kg(パワーユニット:26.2kg、壁掛金具:4.3kg)
プラグホルダ 壁掛時 8.5kg(プラグホルダ:7.9kg、壁掛金具:0.6kg)
自立時 12.2kg(プラグホルダ:7.9kg、ポール:4.3kg)
冷却方式 自然空冷
使用周囲温度 -20℃~+50℃
設置環境 耐塩仕様
重塩害対応品もオプションで設定
保護構造 IP55
停電時の操作 12Vケーブル:不要(コネクタロック中)
分電盤操作:不要
リモート操作 自宅WiFiの範囲でスマホで操作
Nature社Nature Remo Eとの連携による遠隔制御

Q.READY パワーコンディショナー:QREADY-R59-1

Q.READY接続イメージ図

Q.Ready システムをフル活用すると停電時にも安心

停電対策として、蓄電池やV2Hを導入を検討される方が多いと思います。 Q.READYのシステムを活用することで停電時にも安心して使える電気量を蓄えておくことができます。

電力使用例

表の通り電気を使ったとしても、家庭の電力負荷は約10kWhなので、9.8kWh蓄電池(QREADY-B97-1)相当の電力量。
停電時にもQ.READY蓄電池とV2H(電気自動車)を同時に使用することでいつも通りの生活を、長期に長引いたとしてもしばらくは安心して普段通り過ごすことができます。
※平均な家庭における使用電力試算値である430W/hで算出

システム 定格電池容量(kWh) 蓄電池のみの
電力使用可能時間
EVも接続した場合の
電力使用可能時間
(日産リーフ62kWh)
QREADY-77-P1 7.7kWh 16時間 約130時間
(5.4日間)
QREADY-97-P1 9.7kWh 20時間

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