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家庭用蓄電池のリース・レンタル

蓄電池を購入すると、停電時の防災にも使えますし、経済的なメリットもあります。
しかし、購入には100万円以上かかることも多く、非常に高額な商品です。

まず、初めに思い浮かぶのがレンタルやリース。
これであれば初期費用が必要なく、無駄なく得できるのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。

ここでは家庭用蓄電池におけるリース・レンタル・購入に関して、どれがお得かを検証していきたいと思います。

リースとレンタルって何が違うの?比較して知ろう!

みなさんも慣れ親しんでいる言葉で
「リース」と「レンタル」という言葉がありますが、意外と違いを知らない人が多いように思います。
明確な定義はありませんが、まずは一般的なリースとレンタルの違いに加え、蓄電池におけるリース・レンタルサービスを表にしてまとめたいと思います。

※横スクロールでご確認下さい

項目 一般的な商品 蓄電池
リース・レンタル
リース
(ファイナンスリース)
レンタル
対象物 ユーザ指定の物 会社の指定の物 会社の指定の物
物件の所有権 会社 会社 会社
契約期間 比較的長期 比較的短期 比較的長期
10~15年
料金 価格×リース料率 一定の料金設定 一定の料金設定
中途解約 原則不可 原則可能 原則不可
(違約金発生) (違約金発生)
保守・修繕義務 ユーザ 会社 会社
瑕疵担保責任 ユーザ 会社 会社
危険負担 ユーザ 会社 会社
契約期間終了後 返還または再リース 返還 譲渡または延長

上記の表を見ていただければわかるように、蓄電池のリース・レンタルは一般的な商品におけるリース・レンタルサービスの両方の性質をミックスした内容になっています。

レンタルというには長期すぎるし、解約もできない。。。リースだとしたら保守メンテをやってもらえるし。。。
と一概に、「蓄電池のリース」、「蓄電池のレンタル」と言えない状態です。

このため、以降、蓄電池に対するサービスは「蓄電池のリース・レンタル」と呼ばせていただきます。

どんな会社が蓄電池のリース・レンタルをしているの?

家庭用蓄電池におけるリース・レンタルですが、結論から言うと現状ではオススメ出来るものがありません!!
サービスを提供している会社数も少なく、皆さんが調べてもあまり出てこないんじゃないでしょうか。

以前、オリックスとNECが合弁でONEエネルギーという会社をつくり、大々的に事業を行っていましたが、現在、新規顧客の募集はしておりません。

なぜかって?たぶん利益があまりでないのか、ビジネスの構造に問題があったのか。。。
あれだけの大企業なので資金力は豊富です。もし儲かるのであれば。。。
おっと誰かがきたようです。これ以上はやめておきましょう。

では蓄電池のリース・レンタルのサービスを提供している会社をご紹介します。

TEPCOホームテック

東京電力の子会社が運営するサービスです。

エネルギアソリューション&サービス

名前ではわかりませんが、エネルギアは中国電力のグループです。

ここは他に 太陽光発電V2Hのリースサービスも扱っているため、太陽光発電から派生させていったサービスの一環だと思います。

このように現在、蓄電池のリース・レンタルをしている会社は大手電力会社が主流です。
しかも独立したサービスというよりはオール電化機器や他の機器に対しても行っているリースサービスの一環といった内容です。

蓄電池はリース・レンタルと購入どちらがおススメ?

核心に迫りますが結局のところ、家庭用蓄電池はリース・レンタルと購入のどちらがおススメかを見ていきましょう。

まず、蓄電池のリース・レンタルは契約期間に縛りがありますので期間内に支払う費用を見ていきましょう。

※横スクロールでご確認下さい

K社 T社 E社
商品 パナソニック 長州産業 エリーパワー 伊藤忠商事
容量 1.0kWh 6.5kWh 1.3kWh 2.5kWh 9.8kWh
契約期間 10年(117回) 15年(177回) 10年 10年 10年
月額(税別) 5,900円 9,800円 6,500円 8,500円 16,600円
契約終了後
支払済総額
690,300円 1,734,600円 780,000円 1,020,000円 1,992,000円
kW当たり 690,300円 266,862円 60,000円 408,000円 203,265円

※K社は支払回数が表記してあるため、回数で計算。

次に、工事費込みの価格が表記してあるサイト「エネタウン.jp」の驚きの価格を見てみましょう。

購入する方が、総支払額は安くなります。
あらかじめ言っておきますが、リースやレンタルもビジネスですから割高になるのは仕方ありません。

リース・レンタルの良いところは初期費用がいらないところ。
レンタルであれば中途解約できるのでお試しができるところです。
しかし、「蓄電池のリース・レンタル」の場合は解約ができないので、良い点は初期費用が無料になるというところになります。

一方で、太陽光発電を導入されている方はご存知かと思いますが、蓄電池にも15年MAXローンがあります。

他には、「保守・メンテナンスが・・・」と思われる方もいるかも知れませんが、蓄電池は各メーカーが10~15年の保証をしてくれますのできっちりした販売店を選定さえしておけば保証、修理に関しても問題ありません。

このため、リースやレンタルで蓄電池の導入を選択される方は「蓄電池はほしいけど、初期費用を払いたくなくて、且つローンに通らない人」です!!

蓄電池を検討される方はローンに通る人がほとんどだと思いますので、現時点で「蓄電池のリース・レンタル」はさほど必要ないのかも知れません。

そこで結論を言いますと、蓄電池を設置されるのであれば、購入がお得です!
そして初期費用を払いたくない方は、ローンをご利用ください!!

終わりに・・・

以上、2022年10月時点ではこのような状況ですが、もしかすると今後、リース・レンタルの方がお得になるサービスが出てくるかもしれません。
これからもエネタウン.jpではリース・レンタルのサービスの動向を追い続けますので、継続的にご訪問ください。
各社がこれから提供する蓄電池のサービスに期待しましょう!

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