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こんにちシャー!
今回は家庭用蓄電池の設置工事について、説明するだッチ!
お久しぶりです
電気ウソギイヌさん!!
誰が電気嘘ギイヌだッチか!!!
デ・ン・キ・ウ・サ・ギ・イ・ヌ!!電気ウサギイヌ!!
ただでさえギリギリでやってるんだから、これ以上イジラないでほしいだッチ!
今日は家庭用蓄電池の工事についてツッコませていただけると聞きました。
それで問題ないですか?
いやいや、ツッコませるためやないから。。。
ほんま「だッチ」っていう自分のアイデンティティ忘れて関西弁になってまうわ。。。
工事っていっても蓄電池の設置なんて簡単なんでしょ!?
置けばいいんでしょ!?
とにかく安く!
安くしてください!!
わかったわかっただッチ!
安くできるかもしれないポイントも織り交ぜて話すから最後まで聞く(見る)だッチ!!


このサイトで紹介したエネタウン厳選の蓄電池3選

2階設置で低地洪水も安心!!
パナソニック 創蓄連携システムRタイプ


はじめに
家庭用蓄電池を導入する際の工事内容は、蓄電池の種類や設置場所によって、様々です。
家庭用蓄電池には、大きく分けて、系統連系型とスタンドアロン型の2種類のタイプがあります。
そして、各タイプで工事内容が異なります。
本記事では、代表的な家庭用蓄電池である、系統連携型を導入する際の工事について解説します。
系統連携型の蓄電池を設置する際の工事内容は、ソーラーが取り付け済みの場合とそうでない場合で異なります。
状況としては、主に以下の3パターンが考えられます。
- 太陽光発電が既に取り付けられている場合
- 太陽光発電と同時に設置する場合
- 蓄電池単体で設置する場合
今回は、一番多い「太陽光発電が既に取り付けられている場合」についてご説明します。
本解説記事の前提条件
- 家庭用蓄電池の中でも代表的な、系統連携型の蓄電池を導入
- 太陽光発電は既に取付済み
- 導入する蓄電池は、太陽光パワコン一体型のハイブリッドタイプ
蓄電池の設置工事にかかる期間
蓄電池の設置工事にかかる期間は、1日程度が一般的です。
朝9時から工事が開始されれば、大抵の場合において、夕方には施工が完了します。
ただし、諸々の理由で、どうしても工事に時間がかかってしまうケースもあります。
例として、太陽光を同時に導入する場合や、当日の現場搬入で機器が揃っていない場合が挙げられます。
また、前述の例に加えて、太陽光が既に導入済みで、配線の調整が必要な場合等、施工に2日以上の時間がかかることもあります。
具体的な工事にかかる期間は、現場調査の際、工事会社にご確認ください。
工事内容の種類
工事内容には、本体等必要な設備を設置する「設置工事」と、配線・接続等を行う「電気工事」の2種類の工事があります。
設置工事
設置工事は、蓄電池本体など、蓄電システムに必要な設備を設置する工事です。

設置される設備の中には、一部の機器が一体型(一つ)になっているものや、別で電力計測を行うものがあります。
そのため、一概には言えませんが、設置される機器は一般的に以下の通りです。
- 蓄電池本体
- ハイブリッド型パワーコンディショナ
- 蓄電池コンバーター
- モニター(リモコン)
- 電源切替ボックス
- 専用ブレーカー
ハイブリッド型のパワコンの場合は、現在使われている太陽光のパワコンを取り外し、廃棄もします。
したがって、少々、工事料金が高くなる傾向があります。
設置工事で気をつけたいポイント
設置場所の地盤の固さ
設置工事で重要なのは、各機器の設置場所です。
蓄電池本体は100kgオーバーなものがほとんどです。
そのため、設置するには、地盤の固い場所でなくてはなりません。
簡易基礎やコンクリ基礎の、基礎工事によって、ある程度は対応されますがご注意ください。
昨今は、蓄電池本体もパワコンも、屋外用が主流となってきています。
ただ、メーカーによっては、屋内用のモデルもありますので、その際は、床がしっかりした部屋に機器を設置しましょう。
設置場所への搬入経路のスペース
設置場所への搬入作業は、複数人で行われます。
そのため、搬入経路には、ある程度スペースに余裕が必要です。
また、設置場所は、工事会社の現場調査の際に決定します。
事前にどこに置くかを想定した上で、現場調査に臨んでもらうと、色々とスムーズに運ぶのでおすすめです。
電気工事
電気工事は、主に設置した各機器の配線接続を行う工事です。

電気工事で気をつけたいポイント
屋外からの配線経路
ほとんどのご家庭には、新しい配線のための十分な経路がありません。
(既に余裕のある配管や配線経路などがある家は別ですが…)
配線のための経路がない場合は、壁に穴を空けたり、今ある穴を拡張して配線ルートを確保します。
ただ、穴をあけるとは言っても、エアコン取り付け時の穴くらいの大きさですので、ご安心ください。
機器同士の距離
特に、パワコンから分電盤までの距離は、注意が必要です。
パワコンの設置場所によっては、接続のためのケーブルをかなり長く引かなければなりません。
接続ケーブルが長すぎると、工事費用が上がる要因になりますのでご注意ください。
また、太陽光のパワコンを屋内に設置されているご家庭で、接続ケーブルの距離が気になる方は、一度、ご自宅の接続箱の位置を確認してみて下さい。
ハイブリッドパワコンの設置場所は、接続箱の近くが候補になる事が多いです。
ただ、太陽光の接続箱が、直射日光の当たる南側に設置されている場合は注意が必要です。
パワコンと接続箱は精密機械のため、直射日光の当たる場所への設置を、ほとんどのメーカーが認めていません。
しかし、接続箱は、施工した工事会社によっては、南側に設置されているケースがあります。
ソーラーを既に取り付けられている方は、ご自宅の機器がどこに設置されているか、工事の前に確認することをおすすめします。
モニターとルーターの位置関係
モニターには、単に情報を表示するだけではなく、リモコン(操作機能)として使用するタイプがあります。
モニターやリモコンを活用するためには、ネットワークへの接続が必要です。
モニターからネットワークへの接続方法には、
有線と無線の2種類のタイプがあります。
無線接続では、リモコン(モニター)と無線ルーターの位置関係が重要となります。
無線ルーターとの距離が離れすぎているなどの原因によって、無線電波をうまく受信できない場合があります。
そのときは、有線ケーブルでの接続が必要になりますのでご注意ください。
また、有線接続の場合は、 距離や長さによって、工事費が高くなる可能性があります。
工事費が高くなるポイントばっかりじゃないですか!
安くするにはどうすればいいかを知りたいんです!!
標準的な工事にもっていけるかが、安くできるかのポイントだッチ。
オプション的な工事は、やはり割高だッチ。
えーーっと、
これは搬入経路のある広い家で、
最適な設置場所から分電盤の距離が短くて、
その上、屋内への空き配管も十分あって、
無線LANを妨害する壁が少なくないと高くなるってことですか!?
コテージかバンガロー??そんな家あるかーい!!
いやいや、むしろある程度の基本的な内容は、見積りに入ってるだッチ。
では、工事費はどのくらいが相場か見てみるだッチ。
工事にかかる費用
工事費用は、大体の場合において、現場調査後に確定します。
どの項目まで見積りに記載するか、またどの内容まで記載項目に含まれているかは、各工事会社によって様々です。
工事費用の見積りにおける記載項目と内容
蓄電池工事の見積りでは、主に以下のような項目が、工事にかかった費用として記載されます。
項目 | 内容 |
---|---|
設置工事費 | 必要な機器を設置する工事 |
電気工事費 | 機器同士を配線によって接続する工事 |
基礎工事費 | 設置する機器を置くための基礎をつくる工事 |
機器取り外し、撤去費 | 古いパワコン等の取り外し、撤去 |
電力会社申請費 | 電力会社への蓄電池設置許可申請作業 |
経済産業省申請費 | 電力会社への蓄電池設置許可申請作業 |
交通費 | 工事店の現場への移動 |
運送費(チャーター費) | 蓄電池の運送 |
現場調査費 | 工事店による事前の現場調査 |
部材代 | 主要部品ではないもの(ケーブルや配管等) |
雑費、諸経費 | その他、必要な経費 |
また、状況次第で、以下の項目も費用が発生する場合があります。
項目 | 費用が発生する状況 |
---|---|
補助金申請費 | 補助金が出ていて利用する場合 |
クレーン費(チャーター費) | 搬入経路がなく、クレーンで引き揚げる場合 |
分電盤交換費 | 現在の分電盤の入れ替え、増設が必要な場合 |
足場 | 太陽光の配線の変更が必要な場合 |
太陽光配線工事費 | 太陽光の配線の変更が必要な場合 |
また、各工事会社によって、見積りの記載項目や内容の細かさは様々です。
見積り内容は、一般的に現場調査後に確定することが多いので、無駄に費用が高くなっていないか、
工事内容をじっくり聞いて、確認することをおすすめします。
ただし、必要な工事をやらずに、後々面倒なことになるのは本末転倒ですので、ケチりすぎないように気をつけましょう。
蓄電池は、100kgを超える重量が普通です。
そのため、運送は通常輸送ではなく、別途チャーターを頼む場合が多いです。
基礎工事の中でも簡易基礎は、比較的安価です。
対して、コンクリ基礎が必要な場合は、どうしても基礎工事費が高価になります。
また、簡易基礎に比べて、施工に時間がかかりますので、ご注意ください。
工事費用の相場
蓄電池の工事費用は会社によって様々です。
更に、多くの会社は使用する蓄電池によって工事費用を変えていることが多いです。
これは始めに説明した通り、メーカーや種類によって、工事内容が若干変わるためです。
結局、工事費の相場はわからないってことですか!!?
一番知りたいのはそこなんですよーー!!
Yes!ケース by ケース!!カンパニー by カンパニー!!!
良心的な会社からボッタくり会社まで千差万別、雨あられ!!!
(むかつく。。。)
役立たずっ!!
みなさんが何のためにココまで読んだと思ってるんですか!!
それもそうだッチなぁ。。わかっただッチ。
では、ずばり経験則から価格を言うと。。
ズバリ!!! 20~45万円!!!
ズバリじゃないし!!
幅広すぎるし!!
レンジは広いだッチが仲値は32万5000円だッチ。
これくらいを一つの軸に考えてみるといいだッチ。
ただ、機器を安く見せ、工事を高くしている会社もたくさんいるので、結局のところ機器と工事の合計額だッチ!!
機器はメーカー保証があるので、
結局は工事をきっちりしてくれて合計額が安い方がいいってことですね!!
他に安くする裏技みたいなのないんですか?
これはここだけの話にしてほしいだッチが、
赤字だとどんな工事会社もやらないだッチ。。
でも機器や部材をのぞけば工事の原価は基本人工単価だッチ。
なので。。。
あれ?誰かが来たみたいだッチ?

パナソニックファンの方必見。
パナソニックがやってくれました。