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2023年度(令和5年度)のV2Hに関するCEV補助金について

2023年度(令和5年度)のV2Hに関するCEV補助金について

こんにちは、はじめまして!エネタウンの新参者、岡田です。
今回は、CEV(クリーンエネルギー自動車)補助金について、2022年度(令和4年度)のCEV補助金の例を元に2023年度(令和5年度)のCEV補助金について解説、予想したいと思います!
ぜひ、最後まで見ていってくださいね♪

1. CEV補助金の概要と交付までの流れ

CEVってそもそもなんでしょう?
実は私、エネタウンに到着して間もないんですよね…。

あ、そこにいるのは新しく来た岡田さん。
こんにちは~。 何かお困りごと?

あ!ベテラン住人の岸上さん!こんにちは!
困ってます~。 冒頭張り切って 「解説します!予想します!」 とか大口叩いておいて、 CEV補助金って何? おいしいの? になってます…。

それ、俗に言う「何ソレ?おいしいの?」状態ね。
大丈夫。ここに来てもう何年にもなる私が教えてあげよう。

ありがとうございます!

まずCEVっていうのは「Clean Enegy Vehicle」の頭文字から来ていて、日本語では「クリーンエネルギー自動車」を指してるよ。
この、「クリーンエネルギー自動車」が増えると、どうなると思う?

んー。排気ガスが減るとか、ガソリンの燃料コストを減らせることができるとか…ですか?
いいこといっぱいありそうですね。

そう!基本的にクリーンエネルギー自動車のメインの動力源って電気や水素などで、ガソリンを 動力源にした場合と比較してCO2の排出量をかなり抑えることができるよ。
岡田さん、カーボンニュートラルって聞いたことある?

最近よく聞きますよね。
2050年までにカーボンニュートラルを達成したいとか何とか。
それにはCO2を削減しないといけないんですよね。…あれ?

気づいた?その通り!
このクリーンエネルギー自動車は、ガソリンの燃料コストを抑えられるとともに、 2050年のカーボンニュートラル化を実現させるために、かなり有用なのよ!

CEV補助金とは、
クリーンエネルギー自動車や関連する設備の導入促進を目的として、導入費用に対して一定額の補助金を交付する制度のことで、V2Hを購入するのであれば必ず利用したい制度です。

「CEV補助金」と一括にしてしまっていますが、 正確には「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」と「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」のことを指しています。
これらの補助金の目的は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みや災害時の非常用電源として優れているという面で、需要の創出や車両価格の低減を促し、EV車両が普及されること。
また、表裏一体にある充電・水素充てんインフラの整備等を全国各地で進めることを目的としています。

ここで私は気になることが出てきました。
いざ、V2H導入したい!補助金を活用したい!と思い立ったとして、交付までにどれだけの期間がかかるのか?ということです。
ということで、補助金が交付されるまでの流れを時系列を以下の通り並べてみました。
一緒に見ていきましょう♪

CEV補助金の交付までの流れ

エネタウンではこれまで多くのお客様の補助金交付に関わらせていただいたんだけど、 その経験からも、申請から交付まで少なくとも2カ月はかかる、と思った方がいいと思う。
準備期間を含めると、もう少し余裕をもって計画を立てるといいかも。

なるほど。CEVの補助金を活用したい!という方はアンテナを張って、しっかり計画を立てないといけないみたいですね。
予算なくなっちゃうと、もちろん補助金の受付もなくなっちゃいますもんね。

もちろんエネタウンでも新しい情報を順次発信していく予定なので、時々覗いてみてね♪

2. 令和4年度に実施されたCEV補助金に関して

そういえば、具体的に令和4年度のCEV補助金ってどうだったんですか?
そもそも毎年、交付額や交付条件って変わるものなんですか?

基本的にはあんまり大きくは変わんないのよ。でも、毎年多少変更があったりするから、 できれば補助金に関する情報は私たちを頼ってくれると嬉しいなといつも思っているわ。
ただモノを売って買うだけの関係じゃなくて、せっかくできた縁だもの。
最後までサポートさせてください、頼りにしてくださいって。

そうですね!私も早く、頼りにしてもらえるようになるまで成長したいですよ。

じゃあ、実際にあった補助金の内容もしっかり知っておかないとね。

あ、岸上さん、ちょっと混乱してきたのですが、 このCEV補助金ってクリーンエネルギー自動車とV2Hなどの設備の補助金って同時に交付されるんでしたっけ?

あ。それ皆さん混乱しがちだから気を付けて。
クリーンエネルギー自動車とV2Hはそれぞれ申請しなければいけないし、それぞれに受け取るものだから要注意だよ!!
下の表では令和4年度のCEV補助金について私の経験則から、利用者の多い車や設備をピックアップしてあるんだけど、混乱しないように、補助対象車両や設備を分けておくわ。

確認しておいてよかったです…。
ありがとうございます!

令和4年度CEV補助金 補助対象車両

横スクロールできます
対象車両 メーカー名 / 車名 型式 定価(円) R3補正・
R4CEV事業
補助金交付額
(千円)
電気自動車(EV)
/ 普通自動車
日産
アリア
B6 ZAA-FE0 4,900,000 850
B6(4/1以降登録車)※ 4,900,000 920
B6 limited(3/31以前登録車) 6,000,000 850
B6 limited(4/1以降登録車)※ 6,000,000 920
B9 limited※ 6,728,000 920
B6 e-4ORCE limited ZAA-SNFE0 6,546,000 920
B9 e-4ORCE limited 7,182,000 920
電気自動車(EV)
/ 軽自動車
日産
サクラ
S ZAA-B6AW 2,121,000 550
X 2,181,000 550
G 2,673,000 550
プラグイン
ハイブリッド
自動車
(PHV・PHEV)
三菱
アウトランダー
P 5LA-GN0W 4,987,000 550
G(7人乗り) 4,592,000 550
G(5人乗り) 4,509,000 550
BLACK Edition(7人乗り) 4,672,000 550
BLACK Edition(5人乗り) 4,589,000 550
M 4,201,000 550

※ 高度な安全運転支援技術(①高精度な位置特定技術 ②OTAによるソフトウェアアップデート機能)を装備する車両は70千円増額。
上記以外の補助対象車両はこちらを参照

令和4年度CEV補助金 V2H充放電設備

横スクロールできます
対象設備 メーカー名 / 設備名 型式 定価(円) 補助金交付額(千円)
V2H充放電設備 ニチコン プレミアムモデル VCG-666CN7 798,000 750
トライブリッドパワコン ES-T3P1 1,500,000 399

上記以外の補助対象V2H充放電設備はこちらを参照

車種や機種によって補助金額は異なってくるから、Nev(一般社団法人次世代自動車振興センター) (補助金の申請センター)のページも参考にするといいかも。
それぞれ表の下に記載しておくから、こちらも併せて確認してみてね。

自分の購入したいEV車や設備ごとに細かく表にしてくれているので分かりやすいですね。
ところで、令和4年度のV2Hに関する補助金ってCEV補助金だけだったんですか?

CEV補助金以外にも、①DER補助金、②DP補助金っていうのがあったよ。でも、今年度から②のDP補助金はなくなるから、興味のある人は要注意。

これらの補助金の詳細が知りたいという人がいたら、エネタウンのこのコラムも参考にしてみてね。
【2022年度(令和4年度)】V2Hに関する補助金まとめ

ここまで、令和4年度のCEV補助金について具体的に見てきましたが、実は令和4年度のCEV補助金に関して補正予算案が可決しています。
ということで次は、令和4年度のCEV補助金に関して可決した補正予算案の内容の確認と、令和5年度のCEV補助金の内容について予想していこうと思います!

3. 令和4年度の補正予算と令和5年度のCEV補助金について

令和4年度のCEV補助金について、補正予算が出たことは知ってる??

風のうわさで聞きました!
補正予算が出るなんて、国もよっぽど力を入れたいところなんだなぁ、と思ってました。

風のうわさ…内容については説明が必要そうね。
2022年12月2日に成立した令和4年度のCEV補助金の補正予算案の詳細は、 「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」と「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた 充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の各補助金ごとに解説するよ。

わー!!ありがたいです、岸上様!

(...様???)

〇クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 【約700億円】

➀補助対象

電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車等の購入費の一部
※クリーンディーゼルは、4月1日以降の登録車は対象外

②補助対象者

対象車を購入する個人、法人、地方公共団体等 ※新車新規登録(新車新規検査届出)で、自家用の車両に限ります。
令和4年度当初予算事業で補助対象としていた「令和5年2月17日以前」の新車新規登録(新車新規検査届出)は、補助対象車種の要件を維持します。

③補助対象とする基準

令和4年11月8日以降に新車新規登録(登録車)又は新車新規検査届出(軽自動車など)された自動車
令和4年度当初予算事業で補助対象としていた「令和5年2月17日以前」の新車新規登録(新車新規検査届出)は、補助額等の要件を維持します。

〇クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金 【約200億円】

➀補助対象

「充電設備」や「V2H充放電設備」の購入費及び工事費の一部、「水素ステーション」の整備費及び運営費の一部、「外部給電器」の購入費の一部

②補助対象者

対象設備を設置する個人、法人、地方公共団体等(ただし、「充電設備」は複数人が使用可能であることを条件として、個人宅への設置は対象外。)

③補助対象とする基準

充電設備の設置事業計画を申請、その後審査を経て補助対象額が交付決定された後、機器の購入や工事に着手。
工事完了後、速やかに実績報告を行うと確定手続となります。交付決定前の機器の購入や工事へ着手してはいけないので要注意。

以上が令和4年度の補正予算の内容よ。気になる申請の開始は3月末頃から!
詳細な日付はまだだから要注意ね。

何か気になることとか質問とかある?

岸上さん的には、令和5年度のCEV補助金について、どんな予想をしますか?
ここまで過去の実際の内容を見てきましたけど、大きく変わったりするものなんでしょうか。

ズバリ、令和5年度のCEV補助金予想は、
"令和4年度とほとんど変わらない内容、あるいは機器の値上がりに応じた増額が予想されるが、 負担額に関してはほとんど変わらない"
です!

おお~。ズバッと。

そう。V2Hの機器が値上がりすることから、「負担額はどうなるのか」といったお問い合わせをよく頂くけれど、 CEVの補助金はあくまでもクリーンエネルギー自動車や関連する設備の導入促進を目的としているから 負担が増えることはない、と言えそうね。
ただあくまでも予想なので、情報が出次第、順次更新してお伝えしていきます。

是非時々覗きに来てくださいね♪

4. CEV補助金についての注意点

や~。エネタウンの新参者といえども、ここまでCEV補助金のあれこれを教わってきたら、そろそろ理解も深まってまいりましたよ。
これで申請も完璧にできる…

いや、まだ気を抜くのは早いよ。
申請する前に改めて気を付けるべきポイントを抑えていこう。
注意点は3つ!一緒に確認していこう!

うっ。は、はい!(汗)

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」における対象車は新車のみ適応される(中古車、新古車は適用されない)

補助金の対象は、期間内に新車新規登録された対象車種に限られるため要注意です。
令和4年度の補助対象車両についてはNevのページが参考になると思いますので、ぜひそちらもご確認ください。

補助対象車両はこちらを確認

これを強調すると混同されやすいですが、V2H単体でも補助金は受けられます。
V2HのCEV補助金については「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」が相当します。この点も要注意です。

CEV補助金の申請は先着順になる

申請開始に合わせて殺到するため、できる限り早く情報を仕入れ、しっかりスケジュールを立てて動き出したいところです。

国が支給するCEV補助金と、地方自治体のV2Hの補助金は併用できる

国と地方自治体では財源が異なっているため、V2Hに関する補助金は併用することができますが、該当要件をしっかり確認しておくことが重要です。
念のため、お住いの地域の担当課へ併用する旨を伝えておくとより確実です。

ここまでしっかり注意してCEV補助金を活用できたら、やっと一人前かな。

まだまだツメが甘かったですね。。
でもやっぱりいざ申請ってなると、少々面倒だし不安になってきますね。。

そういう時はね、それこそエネタウンをうまく有効活用してほしいわ。
分かんないことがあればこちらで調べるし、知っていることは共有できるしね。

さすが。ここが長いだけあってとても頼りになりますね。

それほどでも。フフン♪

(機嫌良さそう。きっと、頼られるの嬉しいタイプなんだな。)

5. V2Hのご予約はエネタウンにお任せください

これまでCEV補助金に関してお伝えしてきましたが、補助金を活用してV2Hを導入したいという方はぜひエネタウンをご活用ください。
エネタウンは過去2年間CEV補助金の申請から交付までしっかりサポートし、機器の導入まで承ってきた実績と経験を活かし、CEV補助金をご利用されるお客様のサポートを行ってまいります。
エネタウンでは具体的に下記のようなサポートを行っております。

  • 問い合わせ時点で該当地域に補助金があるか確認
  • お客様の条件が対象概要に当てはまるか確認
  • 蓄電池補助金交付までのスケジュール作成
  • 書類の書き方から必要書類の確認
  • 申込申請、工事完了報告、交付申請お手伝い
  • アフターフォロー

お~。色々とサポートが手厚いんじゃないですか?
V2H、すぐにでも導入したい!っていう人はどうすればいいんでしょうか。

エネタウンはもう令和5年度のV2Hの予約を絶賛受付中よ!
ただ、補助金の兼ね合いもあるけど、慢性的な機器不足が続いているから 早めのご予約をしてもらうことを強くおすすめしてるよ。

なるほど~。色々考えなきゃいけないし、早く動き出した方がいいってことですね。

そう!何事も早めに動いて損なことなんてそうそうないし、少しでも気になったら、エネタウンになんでも相談しに来てね。
文章読むより聞いた方が分かりやすいという方も、ぜひお気軽にお問い合わせください♪

エネタウンのV2Hについては下記のページから確認することや、無料見積りをお申込みいただくことができます。

エネタウンV2H商品一覧
商品ごとの詳細もご確認いただけますから、ぜひこちらもご活用ください!

ここまでのお相手は、岡田と、

岸上でした~。

また近いうちに、エネタウンでお会いしましょう♪

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監修

エネワールド株式会社 お客様サポート部 岸上朋子
エネワールド株式会社 お客様サポート部
岸上朋子

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