「お客様にピッタリの蓄電池をご提案する」ことをモットーに、エネタウン.jpを運営しています。
蓄電池やV2Hをご検討の方とのやり取りだけではなく、エネルギーに関する記事の執筆や監修を通して、卒FIT後の太陽光発電について皆様のお役に立てるよう、日々業務に取り組んでいます。
特に難しい「補助金についての解説」は、わかりやすくを念頭に、伝える努力をしております。 エネルギーの事ならいつでもお気軽にご相談ください!
最終更新日:
ここではV2H国の補助金、CEV補助金について順次更新していきます。
毎年V2H導入をお考えの多くの人たちの背中を押してきた補助金です。今導入をお考えの皆さまにとって有力な情報となりますよう新しい情報をどんどん追記していく予定ですので時々遊びに来てくださいね♪
令和7年度の経済産業省の概算要求が2024年8月に発表されました。
正式な発表は未だですが、発表の前に予想を交えてお伝えしていきたいと思います。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、環境性能に優れたクリーンエネルギー自動車の普及が重要と位置付けており、車両の普及と表裏一体にある充電・水素充てんインフラの整備を全国各地で進めることを目的とした補助金。
災害による停電等の発生時において、電動車は非常用電源として活用可能であり、電動車から電気を取り出すための外部給電機能を有するV2H充放電設備や外部給電器の導入も支援する。
〈令和7年度概算要求額〉
概算要求額:205億円(充電インフラ整備事業等、水素充てんインフラ整備事業それぞれに振り分けられる)
〈事業概要〉
充電インフラ整備事業等
水素充てんインフラ整備事業
〈成果目標・事業期間〉
車両の普及に必要不可欠なインフラとして、2030年までに、充電インフラを30万口、水素充てんインフラを1,000基程度整備する。
令和7年度の経済産業省の概算要求から、来年度CEV・V2H補助金の予算は ガクッと減ってしまうのではないか という予想です。
令和6年度の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」に割り当てられたのが
約500億円
。内360億円は「充電インフラ」に割り振られ、「V2H充放電設備/外部給電器」予算は
140億円
、内
60億円
がV2H充放電設備に割り当てられました。
上記内容を見ると「充電インフラ」に予算が大きく割り振られています。V2H充放電設備や水素充てんインフラ整備事業へ割り振られた中でも、V2Hへ割かれた予算は水素充てんインフラ整備事業より少ない結果となりました。
令和7年度予算ががどのような割り振りとなるか不明ですが、年々V2Hに対する予算の割合が減る傾向が見られるため、
概算要求から大幅に減額している来年度、補助金に関してはかなり厳しいものになるかも
しれません。
とはいえ、予算が確定しているわけではないので引き続きチェックしていく必要はあります。
令和6年度CEV補助金は前年度と比べて補助金額が大幅にカットされてしまいました。これにより令和7年度はより補助金に向けた動きが加速化する可能性があります。
毎年エネタウンでは早めのご準備をとお伝えしていますが、今回もお伝えいたします。
補助金は予算がなくなると終了してしまいます。確実に補助金を使って導入したいという方は早め早めに準備しておきましょう。
補助金はクジではなく、しっかり申請し必要な書類を揃えることができれば確実に交付されます。
具体的な準備の方法や、何を導入するか悩んでいる方はいつでも何でもご相談くださいね。
エネタウンでは、ご予約いただいた方から順番に補助金申請を入れさせていただいており、毎年補助金申請の窓口が開設された日から順番に申請しますので、ご相談やお申し込みはお早めに!
CEV補助金説明会を受け、最新の情報を追記しています。(6/11)
2024年度(令和6年度)CEV補助金について、経産省より衝撃の発表がありました。
今年度CEV補助金は昨年度、補助金申請の枠が圧倒的に個人宅が多く災害時のレジリエンスの確保に重要な公共施設、防災施設、医療機関等の申請が少数であったという結果を受け、予算が限られる中でもニーズに応じて偏りなく幅広に予算が行き渡ることを目的に、内容を大幅に変更しています。
補助要件がガラッと変わっているため、CEV補助金を使ったV2H導入をお考えの方は、改めて要チェックです!
「第1期」スケジュール
申請期間予定日:6/18(火)13時~7/17(水)13時まで
交付決定予定時期:7月~9月下旬
「第2期」スケジュール
申請期間予定日:8/23(金)13時~9/30(月)
交付決定予定時期:9月~11月中旬
CEV補助金のスケジュールが発表されました!(現状「予定」となっています)
【第1期スケジュール】
申請期間予定日:6/18(火)13時~7/17(水)13時
交付決定予定時期:7月~9月下旬
実績報告期限:11/29(金)17時
【第2期スケジュール】
申請期間予定日:8/23(金)13時~9/30(月)
交付決定予定時期:9月~11月中旬
実績報告期限:1/31(金)
①個人宅への補助額が大幅カット
〈補助金上限額 / 補助率(個人)〉
〇設備費 上限30万円 / 機器代の1/3 (前年度設備費上限 75万円)
〇工事費 上限15万円 / 工事代の1/1 (前年度工事費上限 30.4万円)
②募集は2回
今年度CEV補助金の募集期間については、「公共施設/災害拠点」と「個人宅/その他施設」の区分ごとに予算の配分が行われた上で募集を2回に分けて実施されます。
第1期、第2期いずれも申請日順に審査が行われます。また、予算額を超過する申請が入った時点で申請受付は中止となります。また、現在発表されているスケジュールはあくまでも現時点で想定しているスケジュールであり、変更の可能性ありとのこと。
〈第1期〉予算:30億円
受付期間 :6月中旬~7月中旬
交付決定時期:7月~9月下旬
〈第2期〉予算:15億円
受付期間 :8月下旬~9月末
交付決定時期:9月~11月中旬
③「電気自動車等の保有」が条件
昨年度まで不問となっていた電気自動車等の所有に関してですが、条件を厳しくすることで幅広く予算を使ってもらえるようにとのことで今年度からは「電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車のいずれかを保有していること(または発注済み)」が条件となっています。 発注が済んでいればよいという条件ですので、納車に間に合わない場合でも補助金は問題なく交付されそうです。 実績報告までに納車されている必要があります。
④設置場所住所と申請者住所、車検証の使用本拠地が一致していること
個人宅区分でのCEV補助金に関しては、申請する設置場所の住所と「本人確認書類」の住所、車検証の仕様本拠地が一致していることが要件として含まれています。特に、車検証の住所を勤務先にしている場合など要注意です。
⑤給電対象施設1つにつき、設置できるV2H充放電設備の数は、1基(追加設置不可)
過去CEV補助金を活用したV2H機器が設置されている場合、補助金対象にはなりません。 CEV補助金を活用した上での機器設置をお考えの場合、必ず確認しておきましょう。
⑥工事の時期によって申請のタイミングが変わるため要注意!
前述の通り、申請のタイミングは2回に分かれています。
いつ頃工事がしたいという希望がある場合には、実績報告の期間が設定されているため、申請のタイミングをしっかり確認しておく必要があります。
実績報告のタイミングは下記の通りです。
【1回目の申請タイミングの場合】
申請期間:6/18~7/17(予定)
実績報告:~11/29
【2回目の申請タイミングの場合】
申請期間:8/23~9/30(予定)
実績報告:~1/31
つまり、
12月以降に設置したいということであれば2回目の申請を待たなければいけないということです。
工事のタイミングは納品の都合や工事側の日程調整にもよりますので、この辺りは施工店や販売店にしっかり確認して進めてくださいね。
今年度も応募が殺到し、すぐに補助金が尽きてしまう可能性が大いに考えられるので、第1期の募集が始まる6月中旬までには再検討し、導入を見送るのかこのまま導入するのか決めておくのが吉です。しかし、昨年度の補助額で検討していた人がほとんどだと思われる中で、この時期にこの大幅な変更…かなりの痛手ですよね。 地方補助金を併せて活用することで、少し負担が減るかもしれません。
この衝撃的な発表を受けてV2H導入にお悩みの方、ご相談受け付けておりますのでいつでもご連絡くださいね。
<以下2024年3月26日更新内容>
こんにちは!エネタウンの岡田です。
2024年度(令和6年度)CEV補助金の申請が迫ってきています。皆さんは2024年度V2HのCEV補助金申請の準備はお済みでしょうか。
例年通り3月末頃申請開始と予想されていた令和6年度CEV補助金ですが、申請時期がずれ込みそうです。(3/21NevのHPより)
というわけで、「まだ申請に向けた準備ができていない…!」という方も今から準備していけば間に合いそうです。
私たちエネタウン一同も申請開始に向けて、腕まくりをして待機しております。私たちと一緒に準備していきましょう♪
ではさっそく、2024年度の補助金の概要を改めて一緒に確認していきましょう。
CEV補助金(「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金)」)は「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の予算から割り当てられます。
ちなみにこの予算に振り分けられるのは①充電インフラ整備事業等②水素充てんインフラ整備事業の2種類でV2Hは①「充電インフラ整備事業等」の中から割り当てられます。
①「充電インフラ整備事業等」は「V2H・外部給電器」「充電インフラ」の補助金にそれぞれ割り振られます。
令和5年度の例でいうと、「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」に割り振られたのが300億円。そのうち「V2H・外部給電器」に割り振られた予算は50億円でした。
令和6年度の補助金予算は400億と増額していますが「充電インフラ」に向けた増額であるという予測のもとから、業界では令和5年度と同等程度の予算が組まれることが予想されています。ただし、令和5年度のV2H補助金は3月末に申請が開始したにも関わらず2023年5月22日に予算が尽きてしまい、多くの人がV2H補助金の申請に間に合わず導入できない事態となってしまいました。これが影響しているとしたら、割り振られる予算が少し増加するかもしれません。
先ほども触れましたが、令和5年度の補助金は多くの人がV2H補助金の申請に間に合わず導入できませんでした。
そして、業界の予想では予算は前年度と同等程度です。
つまり、、、
令和6年度の補助金、もっと早く尽きてしまうのでは!?
こういう懸念があるわけです。
Nev発表の通りだとすると、例年と申請時期がズレ込み、昨年度から待っている人たちやこれから準備していく人たちがどんどん数を増やしていき、いかに他の人たちより先に申請を入れるかが勝負となってきます。
CEV補助金の準備に関しては下記の通りとなりますので、次の補助金に間に合うように急いで一緒に準備していきましょう!
以前本コラム内でもご紹介しましたが、準備方法については毎年段階がある程度同じになりますので、あらためてまとめてみました。
何から準備すればいいのか分からないという方や、申請から交付までの流れを知りたい!という方はこちらを参考に見てみてくださいね。
補助金申請までに準備しておきたいこと①:機器の選定
早い段階でリサーチして、どの機器が良いのか絞りましょう。
注意展は、交付対象となっている機器でないと補助金が出ないことです。
売れ筋のほとんどは登録機器にあたりますが、新発売の機器などに関してはまだ交付対象機器として登録されていない場合があります。
しっかり確認しましょう。
機器をある程度決めたら、価格やサービスを比較してどこで購入するか決めます。販売店によって補助金申請のサポートがあるかどうかなど異なってくるので、しっかり確認しておきましょう。
どんな機器が良いか分からない!導入したい機器が登録されているかどうかわからない!という方はいつでも私たちにご相談ください。ピッタリなV2Hを一緒に考えていきましょう。
補助金申請までに準備しておきたいこと②:必要書類等の準備
CEV補助金はオンライン申請なので、補助金申請に必要な書類は基本敵にはデータや写真で準備します。
申請開始までに、下記の準備事項のリストを参考に用意してください。
個人:免許証表裏 コピー/写真
法人:登記簿、法人番号通知書、役員名と氏名とふりがな(情報でOK)
写真3点
次世代自動車振興センターのアカウント作成
詳細については毎回申請の開始しとともに発表されるため、もしかすると必要書類が変更となったり追加されたりということがあるかもしれませんので、要確認です。。
これから情報がどんどん解禁されていくわけですが本ページでは順次アップデートしていく予定ですので時々見に来てくださいね。
補助金申請までに準備しておきたいこと③:補助金申請の流れ
以前一度ご紹介しておりますが、下まで行って確認するのが大変という方のために、もう一度流れのイメージを掴んでいただくための図を改めてご紹介いたします。
これまで多くのお客様の補助金交付に関わらせていただいた経験から、申請から交付までの流れを図にしていますのでご参考ください♪
こんにちは、エネタウンの岡田です。
昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
ようやく昨年末に、
令和5年度CEV
(クリーン
エネルギー
自動車の
普及促進に
向けた充電・
充てんインフラ等
導入促進補助金)
についての資料が
経済産業省より
公開されました。
令和5年度のCEV補助金と言えば、申請が開始してから約1カ月で予算が尽きてしまい、お客様を悲しませました。。。
エネタウンでは、今回の補正予算(令和6年度)も同様に補助金がすぐに尽きてしまうのではないかとハラハラしています。
そんな令和6年度の補助金ですが、補助金申請開始と同時に申請するための準備をどのように進めていくのか、解説していこうと思います。
具体的な補助要件など詳細については検討中となっておりまだ公開されていませんが、
今回はこの補正補助金を間に合わせるには「どのような準備を」「いつまでに」すればいいのかをご紹介していきたいと思います。
令和5年度CEV補助金 (クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金) 補正予算概要
〈令和5年度補正予算額〉
400億円
(内、V2H充放電機器には50億ほど振り分けられると予測)
〈事業概要〉
充電インフラ整備事業等
〈補助金上限額〉
設備費
上限75万円(かつ機器代1/2) ※機種によって上限が異なる。
工事費
個人:上限40万円
法人:上限95万円
〈補助金適用例〉下記の通り仮定
個人
設置機器:
P社トライブリッド (V2Hあり、蓄電池なし)
費用(税抜)
機器代
¥2,000,000
工事代
¥2,450,000
小計
¥2,000,000
補助金額
機器代
¥2,000,000 ÷ 2 = ¥1,000,000 ⇒ 上限¥650,000円
工事代
¥450,000 ⇒ 上限¥400,000
小計
¥1,050,000
補助金上限
¥1,050,000 (機器補助額上限+トライブリッドV2Hの場合の補助額上限)
税込み
¥2,200,000
(機器代)
+ 税込¥495,000
(工事代)
- 税抜¥1,050,000
= 税込¥1,645,000
上記の場合、補助金無しで¥2,695,000かかるところ、補助金を活用することで 機器代工事代併せて¥1,645,000で導入することができます。
補助金申請までに準備しておきたいこと①:機器の選定
V2H補助金申請に必要な最初のステップは、機器の選定です。
V2H機器の種類も豊富になり選べる幅が広くなってきていますが、早い段階でリサーチして、どの機器が良いのかを選定する必要があります。
この時に注意しなければいけないことは、交付対象となっている機器の中から選ぶ必要があるということです。売れ筋のほとんどは登録機器にあたりますが、新発売の機器などに関してはまだ交付対象機器として登録されていない機器にあたるかもしれませんので、しっかり確認しましょう。
機器をある程度決めたら、価格やサービスを比較してどこで購入するか決めます。エネタウン.jpでは補助金申請の補助を行っていますが、補助金申請の補助があるかどうか、というのも販売店によって異なるのでしっかり確認しておきましょう。
どんな機器が良いか分からない!導入したい機器が登録されているかどうかわからない!という方はいつでも私たちにご相談ください。ピッタリなV2Hを一緒に考えていきましょう。
補助金申請までに準備しておきたいこと②:必要書類等の準備
機器の選定ができたら、補助金申請に必要な書類の準備をしましょう。
CEV補助金はオンライン申請なので基本必要書類はデータや写真で準備します。
申請開始までに、下記の準備事項のリストを参考に用意してください。
個人:免許証表裏 コピー/写真
法人:登記簿、法人番号通知書、役員名と氏名とふりがな(情報でOK)
写真3点
次世代自動車振興センターのアカウント作成
先述の通り、詳細についてはまだ発表されていません。
これから情報がどんどん解禁されていくわけですが本ページでは情報が出次第、順次アップデートしていく予定ですので時々見に来て来年度の補助金情報を確認してください。
補助金のことはもちろんV2H機器にお悩みの方や、蓄電池・太陽光・エコキュートなどのご相談も承っております。
是非お気軽にご相談ください♪
ここからは、
過去のCEV補助金に関する情報です。
こんにちは、はじめまして!エネタウンの新参者、岡田です。
今回は、CEV(クリーンエネルギー自動車)補助金について、2022年度(令和4年度)のCEV補助金の例を元に2023年度(令和5年度)のCEV補助金について解説、予想したいと思います!
ぜひ、最後まで見ていってくださいね♪
CEVってそもそもなんでしょう?
実は私、エネタウンに到着して間もないんですよね…。
あ、そこにいるのは新しく来た岡田さん。
こんにちは~。 何かお困りごと?
あ!ベテラン住人の岸上さん!こんにちは!
困ってます~。
冒頭張り切って
「解説します!予想します!」
とか大口叩いておいて、
CEV補助金って何?
おいしいの?
になってます…。
それ、俗に言う「何ソレ?おいしいの?」状態ね。
大丈夫。ここに来てもう何年にもなる私が教えてあげよう。
ありがとうございます!
まずCEVっていうのは「Clean Enegy
Vehicle」の頭文字から来ていて、日本語では「クリーンエネルギー自動車」を指してるよ。
この、「クリーンエネルギー自動車」が増えると、どうなると思う?
んー。排気ガスが減るとか、ガソリンの燃料コストを減らせることができるとか…ですか?
いいこといっぱいありそうですね。
そう!基本的にクリーンエネルギー自動車のメインの動力源って電気や水素などで、ガソリンを
動力源にした場合と比較してCO2の排出量をかなり抑えることができるよ。
岡田さん、カーボンニュートラルって聞いたことある?
最近よく聞きますよね。
2050年までにカーボンニュートラルを達成したいとか何とか。
それにはCO2を削減しないといけないんですよね。…あれ?
気づいた?その通り!
このクリーンエネルギー自動車は、ガソリンの燃料コストを抑えられるとともに、
2050年のカーボンニュートラル化を実現させるために、かなり有用なのよ!
CEV補助金とは、
クリーンエネルギー自動車や関連する設備の導入促進を目的として、導入費用に対して一定額の補助金を交付する制度のことで、V2Hを購入するのであれば必ず利用したい制度です。
「CEV補助金」と一括にしてしまっていますが、
正確には「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」と「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」のことを指しています。
これらの補助金の目的は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みや災害時の非常用電源として優れているという面で、需要の創出や車両価格の低減を促し、EV車両が普及されること。
また、表裏一体にある充電・水素充てんインフラの整備等を全国各地で進めることを目的としています。
ここで私は気になることが出てきました。
いざ、V2H導入したい!補助金を活用したい!と思い立ったとして、交付までにどれだけの期間がかかるのか?ということです。
ということで、補助金が交付されるまでの流れを時系列を以下の通り並べてみました。
一緒に見ていきましょう♪
エネタウンではこれまで多くのお客様の補助金交付に関わらせていただいたんだけど、
その経験からも、申請から交付まで少なくとも2カ月はかかる、と思った方がいいと思う。
準備期間を含めると、もう少し余裕をもって計画を立てるといいかも。
なるほど。CEVの補助金を活用したい!という方はアンテナを張って、しっかり計画を立てないといけないみたいですね。
予算なくなっちゃうと、もちろん補助金の受付もなくなっちゃいますもんね。
もちろんエネタウンでも新しい情報を順次発信していく予定なので、時々覗いてみてね♪
そういえば、具体的に令和4年度のCEV補助金ってどうだったんですか?
そもそも毎年、交付額や交付条件って変わるものなんですか?
基本的にはあんまり大きくは変わんないのよ。でも、毎年多少変更があったりするから、
できれば補助金に関する情報は私たちを頼ってくれると嬉しいなといつも思っているわ。
ただモノを売って買うだけの関係じゃなくて、せっかくできた縁だもの。
最後までサポートさせてください、頼りにしてくださいって。
そうですね!私も早く、頼りにしてもらえるようになるまで成長したいですよ。
じゃあ、実際にあった補助金の内容もしっかり知っておかないとね。
あ、岸上さん、ちょっと混乱してきたのですが、 このCEV補助金ってクリーンエネルギー自動車とV2Hなどの設備の補助金って同時に交付されるんでしたっけ?
あ。それ皆さん混乱しがちだから気を付けて。
クリーンエネルギー自動車とV2Hはそれぞれ申請しなければいけないし、それぞれに受け取るものだから要注意だよ!!
下の表では令和4年度のCEV補助金について私の経験則から、利用者の多い車や設備をピックアップしてあるんだけど、混乱しないように、補助対象車両や設備を分けておくわ。
確認しておいてよかったです…。
ありがとうございます!
対象車両 | メーカー名 / 車名 | 型式 | 定価(円) |
R3補正・ R4CEV事業 補助金交付額 (千円) |
||
---|---|---|---|---|---|---|
電気自動車(EV) / 普通自動車 |
日産 アリア |
B6 | ZAA-FE0 | 4,900,000 | 850 | |
B6(4/1以降登録車)※ | 4,900,000 | 920 | ||||
B6 limited(3/31以前登録車) | 6,000,000 | 850 | ||||
B6 limited(4/1以降登録車)※ | 6,000,000 | 920 | ||||
B9 limited※ | 6,728,000 | 920 | ||||
B6 e-4ORCE limited | ZAA-SNFE0 | 6,546,000 | 920 | |||
B9 e-4ORCE limited | 7,182,000 | 920 | ||||
電気自動車(EV) / 軽自動車 |
日産 サクラ |
S | ZAA-B6AW | 2,121,000 | 550 | |
X | 2,181,000 | 550 | ||||
G | 2,673,000 | 550 | ||||
プラグイン ハイブリッド 自動車 (PHV・PHEV) |
三菱 アウトランダー |
P | 5LA-GN0W | 4,987,000 | 550 | |
G(7人乗り) | 4,592,000 | 550 | ||||
G(5人乗り) | 4,509,000 | 550 | ||||
BLACK Edition(7人乗り) | 4,672,000 | 550 | ||||
BLACK Edition(5人乗り) | 4,589,000 | 550 | ||||
M | 4,201,000 | 550 |
※
高度な安全運転支援技術(①高精度な位置特定技術
②OTAによるソフトウェアアップデート機能)を装備する車両は70千円増額。
上記以外の補助対象車両はこちらを参照
対象設備 | メーカー名 / 設備名 | 型式 | 定価(円) | 補助金交付額(千円) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
V2H充放電設備 | ニチコン | プレミアムモデル | VCG-666CN7 | 798,000 | 750 | |
トライブリッドパワコン | ES-T3P1 | 1,500,000 | 399 |
車種や機種によって補助金額は異なってくるから、Nev(一般社団法人次世代自動車振興センター)
(補助金の申請センター)のページも参考にするといいかも。
それぞれ表の下に記載しておくから、こちらも併せて確認してみてね。
自分の購入したいEV車や設備ごとに細かく表にしてくれているので分かりやすいですね。
ところで、令和4年度のV2Hに関する補助金ってCEV補助金だけだったんですか?
CEV補助金以外にも、①DER補助金、②DP補助金っていうのがあったよ。でも、今年度から②のDP補助金はなくなるから、興味のある人は要注意。
これらの補助金の詳細が知りたいという人がいたら、エネタウンのこのコラムも参考にしてみてね。
【2022年度(令和4年度)】V2Hに関する補助金まとめ
ここまで、令和4年度のCEV補助金について具体的に見てきましたが、実は令和4年度のCEV補助金に関して補正予算案が可決しています。
ということで次は、令和4年度のCEV補助金に関して可決した補正予算案の内容の確認と、令和5年度のCEV補助金の内容について予想していこうと思います!
令和4年度のCEV補助金について、補正予算が出たことは知ってる??
風のうわさで聞きました!
補正予算が出るなんて、国もよっぽど力を入れたいところなんだなぁ、と思ってました。
風のうわさ…内容については説明が必要そうね。
2022年12月2日に成立した令和4年度のCEV補助金の補正予算案の詳細は、
「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」と「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた
充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の各補助金ごとに解説するよ。
わー!!ありがたいです、岸上様!
(...様???)
電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車等の購入費の一部
※クリーンディーゼルは、4月1日以降の登録車は対象外
対象車を購入する個人、法人、地方公共団体等
※新車新規登録(新車新規検査届出)で、自家用の車両に限ります。
令和4年度当初予算事業で補助対象としていた「令和5年2月17日以前」の新車新規登録(新車新規検査届出)は、補助対象車種の要件を維持します。
令和4年11月8日以降に新車新規登録(登録車)又は新車新規検査届出(軽自動車など)された自動車
令和4年度当初予算事業で補助対象としていた「令和5年2月17日以前」の新車新規登録(新車新規検査届出)は、補助額等の要件を維持します。
「充電設備」や「V2H充放電設備」の購入費及び工事費の一部、「水素ステーション」の整備費及び運営費の一部、「外部給電器」の購入費の一部
対象設備を設置する個人、法人、地方公共団体等(ただし、「充電設備」は複数人が使用可能であることを条件として、個人宅への設置は対象外。)
充電設備の設置事業計画を申請、その後審査を経て補助対象額が交付決定された後、機器の購入や工事に着手。
工事完了後、速やかに実績報告を行うと確定手続となります。交付決定前の機器の購入や工事へ着手してはいけないので要注意。
以上が令和4年度の補正予算の内容よ。気になる申請の開始は3月末頃から!
詳細な日付はまだだから要注意ね。
何か気になることとか質問とかある?
岸上さん的には、令和5年度のCEV補助金について、どんな予想をしますか?
ここまで過去の実際の内容を見てきましたけど、大きく変わったりするものなんでしょうか。
ズバリ、令和5年度のCEV補助金予想は、
"令和4年度とほとんど変わらない内容、あるいは機器の値上がりに応じた増額が予想されるが、
負担額に関してはほとんど変わらない"
です!
おお~。ズバッと。
そう。V2Hの機器が値上がりすることから、「負担額はどうなるのか」といったお問い合わせをよく頂くけれど、
CEVの補助金はあくまでもクリーンエネルギー自動車や関連する設備の導入促進を目的としているから
負担が増えることはない、と言えそうね。
ただあくまでも予想なので、情報が出次第、順次更新してお伝えしていきます。
是非時々覗きに来てくださいね♪
や~。エネタウンの新参者といえども、ここまでCEV補助金のあれこれを教わってきたら、そろそろ理解も深まってまいりましたよ。
これで申請も完璧にできる…
いや、まだ気を抜くのは早いよ。
申請する前に改めて気を付けるべきポイントを抑えていこう。
注意点は3つ!一緒に確認していこう!
うっ。は、はい!(汗)
補助金の対象は、期間内に新車新規登録された対象車種に限られるため要注意です。
令和4年度の補助対象車両についてはNevのページが参考になると思いますので、ぜひそちらもご確認ください。
これを強調すると混同されやすいですが、V2H単体でも補助金は受けられます。
V2HのCEV補助金については「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」が相当します。この点も要注意です。
申請開始に合わせて殺到するため、できる限り早く情報を仕入れ、しっかりスケジュールを立てて動き出したいところです。
国と地方自治体では財源が異なっているため、V2Hに関する補助金は併用することができますが、該当要件をしっかり確認しておくことが重要です。
念のため、お住いの地域の担当課へ併用する旨を伝えておくとより確実です。
ここまでしっかり注意してCEV補助金を活用できたら、やっと一人前かな。
まだまだツメが甘かったですね。。
でもやっぱりいざ申請ってなると、少々面倒だし不安になってきますね。。
そういう時はね、それこそエネタウンをうまく有効活用してほしいわ。
分かんないことがあればこちらで調べるし、知っていることは共有できるしね。
さすが。ここが長いだけあってとても頼りになりますね。
それほどでも。フフン♪
(機嫌良さそう。きっと、頼られるの嬉しいタイプなんだな。)
これまでCEV補助金に関してお伝えしてきましたが、補助金を活用してV2Hを導入したいという方はぜひエネタウンをご活用ください。
エネタウンは過去2年間CEV補助金の申請から交付までしっかりサポートし、機器の導入まで承ってきた実績と経験を活かし、CEV補助金をご利用されるお客様のサポートを行ってまいります。
エネタウンでは具体的に下記のようなサポートを行っております。
お~。色々とサポートが手厚いんじゃないですか?
V2H、すぐにでも導入したい!っていう人はどうすればいいんでしょうか。
エネタウンはもう令和5年度のV2Hの予約を絶賛受付中よ!
ただ、補助金の兼ね合いもあるけど、慢性的な機器不足が続いているから
早めのご予約をしてもらうことを強くおすすめしてるよ。
なるほど~。色々考えなきゃいけないし、早く動き出した方がいいってことですね。
そう!何事も早めに動いて損なことなんてそうそうないし、少しでも気になったら、エネタウンになんでも相談しに来てね。
文章読むより聞いた方が分かりやすいという方も、ぜひお気軽にお問い合わせください♪
エネタウンのV2Hについては下記のページから確認することや、無料見積りをお申込みいただくことができます。
エネタウンV2H商品一覧
商品ごとの詳細もご確認いただけますから、ぜひこちらもご活用ください!
ここまでのお相手は、岡田と、
岸上でした~。
また近いうちに、エネタウンでお会いしましょう♪
「お客様にピッタリの蓄電池をご提案する」ことをモットーに、エネタウン.jpを運営しています。
蓄電池やV2Hをご検討の方とのやり取りだけではなく、エネルギーに関する記事の執筆や監修を通して、卒FIT後の太陽光発電について皆様のお役に立てるよう、日々業務に取り組んでいます。
特に難しい「補助金についての解説」は、わかりやすくを念頭に、伝える努力をしております。 エネルギーの事ならいつでもお気軽にご相談ください!